秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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閉じ籠りに寄せて:息子よ(30) 

2019年08月30日 · コメント(0) · 日記

私は癌手術のあと、地質調査の会社に退職願を提出して、失職していたのである。
その後、私は、△区□□に学習塾を開いて、仕事を始めた。○○クリニックには、息子と何回かでかけていったが、私が仕事のためにいけなくなっても、息子一人で出かけて行っていたと私は想像していたが、そうではなかった。
後から家内から聞いたことであるが、私が○○クリニックに行かなくなってまもなく、息子も○○クリニックに行くことを止めてしまって、その代わりに△△区の精神病院の東野先生のカウンセラーを受けるようになったという。息子を精神病院に入院させるために骨折ってくださったあの東野先生である。

息子の気づき
高校には通わなかったが、車に異常に関心を持っていた息子は、十六歳になると直ちにバイクの免許証をとるために、自動車学校に通いだした。その時に大きな気づきを得ることができた、と家内は教えてくれた。自動二輪の免許を取るときに、学科試験にパスできなくて、息子が家内にそのことを伝えると、家内は、東野先生の指導をあおいでみることを息子に提案した。
息子は数回学科試験に落ちた。息子としては一般常識的な問題に簡単に答えることができると考えていただろうが、簡単には試験に合格することができなかった。そのとき、自動車学校の教官から、学科試験の成績がクラスで最低であることを指摘されたという。息子はその理由がわからなかった。息子は自動車学校の学科試験にどうしてパスできないかという疑問を、カウンセラーを受けることになった東野先生にぶつけたのだった。先生は、たぶん、息子の考え方に世間的常識からはずれた、自己中心的な考え方があることを仄めかしたと思われる。息子は、父親である私の方が百パーセント間違っていると考えていたが、自分の考え方を省みて自分の方が一割方間違っていたかもしれないと考えるようになった。しばらく後には、自分の方が四割方間違っていたと考えるようになった。そのことに気付くと同時に学科試験にパスすることができた、というのである。つまり、息子が大きな気づきを得ることができたのは、免許証を得るための学科試験と東野先生の指導の賜物であると家内は指摘した。
もう一つ、息子の心を大きく変化させたことは次のようなことだったと家内は私に語った。

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