秘教日記

水がめ座（法瓶宮）時代はイエスキリスト誕生に始まる
魚座（双魚宮）時代の後に続くおよそ二千年間で、この
時代には魚座の第六光線が主光線となって、人類の文明
形成をはたらきかけてきましたが、これからは徐々に水
瓶座の第七光線の影響が理想主義の特質を表現する第六
光線に替って統合と理想の実現を促す影響を及ぼすこと
を、秘教の教えは伝えています。
アリス・ベイリー著「秘教心理学」には第一光線から
第七光線まで、すべての光線の特質が詳しく書かれてい
ます。特に第六光線と第七光線の特質の違いをよく理解
するには適切な情報源となっています。
私は秘教を学ぶ前は、哲学でヘーゲルの弁証法を知り
、優れた統合の考え方だという感想をいだいていました
。アウフヘーベン（止揚）と称される思考法は、人類の
歴史の潮流を理解する方法として、時の思想家たちに歓
迎されました。
その後、ＳＩ誌に書かれていた記事で、未來の理想的
社会制度は、現在は二つの陣営に分離している自由主義
と共産主義的考え方を取り入れた社会主義が統合され、
社会主義的制度何割か、自由主義的社会制度何割かを取
り交ぜた制度が安定した社会を実現するというような記
事を読んで、弁証法と類似した統合の考え方だと思いま
した。
ヘーゲルもハイラーキーの弟子だったのでしょうね。
秘教の教えには、物理学の運動法則は霊法則を理解す
る手がかりとするべきことが示されています。シーソー
の左右の跳ね板が交互に上がったり下がったりする動き
、天秤のてこの部分が右側が上がりすぎるとやがて左側
のてこの部分が上昇してくるのも、人類の歴史の動きを
理解するのにやくだちます。