秘教日記

ＮＨＫの朝ドラ「なつぞら」の中になつ達が制作中の「
大草原のそら」というアニメに次のような場面が描かれ
ています。主人公そらの気転で救われ、そら達の家族に
迎えられ、その一員として暮らすことになった一人の少
年がいます。
少年がなつ同様に”獣医になる”という自分の夢の達成
のために、自分を実の息子のように育ててくれたそらの
父親に自分の胸の内に秘めていた希望を打ち明ける。
それはなつの夫の案で、星空の下という光景をバック
にすることにしていたが、北海道の夜明けの星空を幾度
も見てきたなつのタッテの提案で、明けの明星の星空を
バックにすることになりました。
その時の少年のセリフと育ての父親のセリフは、なつ
となつがおじいちゃんと呼んでいる草刈正雄演ずる柴田
剛男をモデルにしたものであった。
この場面が物語の中心場面といえる。私たちに自分の
夢である”希望を決して諦めるな！”と訴えている。ア
ニメの主人公に設定されている少年が自分の希望を十勝
地方の開拓者であり酪農家である育ての父親に打明ける
バックの光景は開拓者たちに明けの明星は”神”とみな
されていて、少年がその下で希望の夢を父親に語ったこ
とは、”神”に誓ったのと同じだと、少年に応える。
最も感動的シーンでした。これまでの人生で自分が見
てきた夜明けの光景が思い出されました。
日の出の太陽には、特別の意味を感じさせる何かがあ
る。私が1985年の夏に見た朝日の太陽は異象の一つでした。

明日のブログに、朝日の秘教的意味を考察してみたい。