秘教日記

初詣と並んで日本の多くの人々が初日の出を見ることに
特別の意義を見出している。あるいは高山に登山したと
きには山頂から日の出を見ると深い感動を覚える人が多
い。山頂から日の出を拝むことが人々に感動を与えるの
は日本人に限ったことではない。日の出の太陽の光線に
特別のエネルギーを感じる人もいる。黄金色を帯びた赤
の光線にプラナの強いエネルギーを感じる霊偏極してい
る人は少なくない。
ＢＣの抽象画の中に”炎のダイヤモンド”と題され、
リトグラフに写され、曼荼羅として瞑想磯愛好者に提供さ
れました。
炎のダイヤモンドの色彩はややオレンジ色を帯びた赤
色です。この色彩の光線は見つめる私たちに特別な精神
的影響を与えるかもしれません。
ＤＫ覚者がアリス・ベイリーを通して伝えたハイラー
キーの教えの中に、「秘教心理学」という本があります
が、その中で七光線のそれぞれの具体的色は現在の人々
にはベールをかけて紹介されています。なぜなら、七光
線の具体的色が知られると、その効果を個人的欲望に基
づいて活用されるからです。しかし、具体的色彩をそれ
となく推測できるヒントを提供しています。
その陳述の中に、日没時の太陽の色が、第一光線の色
かもしれない、という言葉があります。
日没時の太陽の色は日の出の太陽の色と共通で、アル
チュール・ランボーの”永遠”と題された詩があります。
「永遠がまた見つかった
それは海とつがった太陽だ」
と謳われています。
第一光線の色は、私たちの魂意識に影響をあたえ、希
望を達成する意志力を喚起するかもしれません。
私もこの生涯で再び日の出の太陽を見る機会があった
ら、ぜひ見たいという希望を持っています。