秘教日記

今朝（10/6）のＴＶのサンデーモーニングという番組で
、第２００回臨時国会における阿部総理の所信表明演説
の１節が話題になっていました。その中で使われた「多
様性」という言葉が私の注意を引きつけました。ゲスト
の方がアメリカ旅行に出かけた時、どいうわけか道を聞
かれ自分の顔を見れば外国人だと一目瞭然で分かるはず
なのに、自分もアメリカ人と思われて、さすが多民族国
家で多様性が当たり前となっている米国の社会を知って
、日本は単一民族にこだわりがあるのか、他の国の移民
を受け入れにくくしているのに比べ、多民族からなる米
国社会に感心したという話しをされた。
折しも今はラクビーＷ杯が日本で開催されていて、日
本チームのメンバーは様々な国で生まれて日本国籍を得
て日本チームの一員として大活躍をしている。少子高齢
化社会を迎え、外国から働き手を迎え入れる必要に迫ら
れている日本はスポーツ選手に限らず、普通の人でも受
け入れる気風がこれからの日本社会には必要になると思
われる。
ところで、”多様性の中の和合”という本が既に２０
１２年にシェア・ジャパン出版から出版されました。
この本は国際月刊誌ＳＩ誌に寄稿された覚者の記事を
元にＢＣが解説を加えて書かれたもので、競争する社会
でなく、お互いの違いをあるがままに認め合い、和合の
精神を培うことがこれからの社会の課題となることが予
言的に述べられています。
私は、いよいよ本格的に庶民の私たちも格差社会を無
くすことを目指して、意識の変革が迫れれているという
ことを阿部総理が提案されているという感想を持ちまし
た。
人類のこれまでの歴史は動物社会の延長で、弱肉強食
の競争が当たり前の意識が主流でした。人類が前進する
には、”生物の多様性”を大切にするように、種族・民
族・性別・宗教だけでなく、考え方の多様性を認め、和
合を心掛けることが必要だと思ったことでした。”