秘教日記

今朝（10/25）のNHKTV「あさイチ」の中で関西ことばが話題になっていた。関西ことばはイントネーションが東京を中心とする標準語と言われていることばと違っているので、その言葉を聞けば、その人が生まれ育った地域が大体推測できる。
大阪人はボケとツッコミが芸人に限らず、一般の人にも普及していて、初対面の人でも打ち解けることができやすい。関西ことばが「あさイチ」のゲストの間で話題とっていた。番組を見ながら、かつて森美智代さんの治療を受けるために大阪に行き、難波近くのホテルに宿泊したことを思い出しました。
その時のことを懐かしく思い出しました。ホテルに私がチェクインしたとき、一人の若い外人さんが片言の関西弁で応対してくれました。一泊２０００円ほどの安価なカプセル風ホテルで、チェクインするとすぐに宿泊客が自由に使ってよいキチン風のラウンジに通されました。数人の学生風の外人さんがその部屋にたむろしており、中にはおそい朝食を自分で調理している最中の人もいました。見た所色々の国の人たちのようでした。私が簡単に自己紹介して挨拶すると、その場にいた５，６人の外人さんそれぞれ名前と出身国を片言の関西弁を交えて英語で教えてくれました。使われた言葉は英語でしたが、出身国はバラバラで、私のチェクインの手続きをした従業員らしき若者は、実は従業員ではなく、宿泊客の一人で出身国はルーマニアだと教えてくれました。その他、イタリア出身者。スペイン人、オランダ人、アメリカ人等がいました。オランダ人の若者とアメリカ出身のヤヤ太った女性の二人は恋人同士のように、二人で朝食を作っていました。私は単に旅行でここに来ている人たちばかりだと思っていましたが、中には日本語を学ぶために、長期にここに宿泊する人もいて、ルーマニア出身の若者もそのような人でした。ここのホテルのオーナーはこのような学生風の外国人が安く泊まれるように、お金をかけずに自費でカプセル風の安宿を作った日本人の若い女性であることが後にわかりました。
彼女自身、外国で安い宿に長期宿泊して、その時の経験を基に外国からやってくる若者が気軽に宿泊できるこのホテルを建てたことがわかりました。彼女は私がチェクインした翌日の朝にやってきて、難波から森鍼灸院のある八尾市までの乗り換え経路を調べて教えてくれました。
様々の国の出身者が一つ屋根というか、一つの部屋で共同生活（シェアリング）をすることの楽しさを垣間見た感じです。