あさイチ「兄弟姉妹がひきこもり あなたならどうする?
を見ました。昨日(11/19)の朝のNHKTV(あさイチ)は閉
じこもりが取り上げられていました。現在国内には家族の
誰かが閉じ籠りをして悩んでいる家庭が何十万とあるそう
だ。私もこの問題で苦しんだことがあります。興味深く番
組をみました。番組の説明によると、ひきこもり当事者だ
けでなく、両親は言うに及ばず、兄弟姉妹も不安を抱える
ことになる。誰かがひきこもりを一旦はじめると、何らか
の手助けがないと、それは長期に及び、そこから回復する
ことが益々困難になると私は知りました。
経験から得た私の知識が引きこもりの状況を少しでも改
善することに何らかの役立つことがあれば、という気持ち
です。
以前に“閉じこもり“について一連のブログを書きまし
た。それで閉じこもりをしている本人だけでなく、家族全
員が自分の問題として、グループの問題として取り組む姿
勢が改善の一つの方法だと私は考えました。それで私の視
点からの手記を公開しました。続けて家内の視点からの手
記も公開する予定でした。同一の出来事も視点の異なる人
から見ると、全く違う面がみえる。私たちは真理の一部し
か見ることができないので。
家族の一人が提起した問題を自分自身の問題として真剣
に取り組むことによって、家族の人全員の人が、私と同じ
ように自分の考えの狭さに気づくことができたら最高です
。
閉じこもりについて(1)
2019年11月20日 · コメント(1) · 日記
タグ : 真理
大平 // 2019年11月20日 7:02 PM
引きこもりだけにいえることではないですが、
人間のやる気を妨げてるものはアイデンティティの欠如です。
アイデンティティが確立した人は強いです。
人間には本来、天職というものがあり、自分の適性にそって自己を輝かせるなかで、苦労し、愛することを学び、地に足のついた自我同一性を手にします。
アイデンティティが揺らぐことが苦しみです。
もし、人が、本当の自分の天職を見つけて、それを10%でも実現したら覚者になるでしょう。
クリシュナムルティは言いました。野心的な人は決して天職を見つけることはない。
野心を持って成功しても悟った人からはあざ笑われます。
野心はクリシュナムルティもいってるとおり現実逃避、本来の自分からの逃避だからです。
そういう人はたとえ、引きこもりでなくても病んでいるのです。
逆に、たとえ無職であっても、野心なく本当に自分の適性を見つけてそれを輝かせれば、それは野心や欲望で分裂した社会でない、新しい社会を作っているのです。