エゴグラム
夫は理想主義者でナルシスト。理性的で温和で熱勢家で狂信的。エゴグラムの所見によれば、「全体的バランスとしては良いと思いますが、日常的行動基準がどちらかと言えば、責任や使命を重視し、そこからの逸脱を好まないタイプです。そのことが時に融通のきかない、ひとりよがりな、押しつけになり、他者に対する配慮に欠けたものになってしまうことがあります」と示されていた。
妻は現実重視で、ルーズで嘘つき、おひとよしでずぶとさを身につけている。エゴグラムの所見では、「どちらかと言えば、周囲の必要性を察知して動いてしまうのですが、これは、ご自身の不安の埋め合わせとなっており、ついつい『私はこれだけやっているのに』という不満や不全感を持ってしまいがちです。少しずつ、ご自分のためにお金と時間と労力を使う練習を身につけて行きましょう」と示されている。
娘の観察
子供の目は実に厳しい。「お父さんはなぜ結婚したの?」「人並みの仕合わせが欲しかったから。」「それで、人並みの仕合わせは得られた?」「いや、こんな家庭なら欲しくない。」「そうだよね。何故子供つくったの? 子供の将来のこと考えたことある?子供一人を育てるのに、どれ位のお金が必要なのか考えたことあるの?」「ない。」「お父さんは人間自体が壊れているのよ。宗教は自分だけがやればいいことよ。家族を巻き込み、路頭に迷わせるようなものではないでしょう。」「いや、家族が理解し、皆でやればなおいいと思った。」「じゃ、やり方がまずかったのね。じゃ、お母さんはどうなの?」「宗教に関しては、行動では協力していたが、心では反対していた」。「神聖さとか、霊的とか、平気で自分のことだけやつてられる人は、純粋な人とは言わないよ。その片棒を担いで、平気でここまで生きてきたお母さんも、根っこが腐っているとしか思えない。子供に軽蔑されても仕方のない親たちだね」。
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