秘教日記

自覚のない親たちなのだ。本当に成熟していない子供じみた人間なのだ。この二人がそれぞれの都合のよさで結婚した。土台は両親たちが準備してくれた。その上に乗っかって、大黒柱が埋もれ、屋根が葺けないでいる。安心して子供を育てること
ができない環境の中で、理想が重くのしかかり夫の動向が気になる、理想の世界へのめり込む夫の足を必死で掴んでいる感覚だった。当然、子供の気持ちや折々の欲求に気づいてやれなかった。温かな家族団欒を望みつつも、振り回され、現実は苦しくなるばかり。理想のためにどれだけ犠牲を強いられるのか、自分の思いを呑み込み押さえ込む分、不満のエネルギーは発露を求め、膨れ上がる。こんな家庭壊れればいいと思うようになっていた。理想の片棒を担ぐのを降りれば済むことを、それがどうしてもできなかった。夫にとって必要な妻でなければいけないと思う一方で、夫に無視され続ける息子を取り込み、『優しい暴力』を振るっていた。そして姉である娘には感情の捌け口として叩いてしまっていた。これが、子供の成長に重大な影響を与えていたのだ。

Journey to Harmonyについて

友人の一人からメールが来て「journey to Harmoneyには霊的なものは有るのかな？」と書いてありました。恥ずかしながら私はこの曲のことをそれまで知りませんでした。天皇即位を祝う国民祭典の奉祝祭で演奏される曲“Ray of Water”の第三楽章で嵐が歌う歌で、歌詞は美智子上皇妃によるものだと教えていただきました。
私はネットで調べて聞いてから感想を述べることにしました、第三楽章の歌の歌詞を聞いてことばからイメージが湧いてきました。
源流でポトポトと滴る水滴が集まり、小さな流れとなり急流となって山を下り、中流域では田畑を潤しやがてゆったりとした大河となって海に流れ込み、密林に住む多様な生物たちを育むというイメージです。このイメージはサイババ大聖が教えた“光明瞑想”で用いるイメージです。私は友人からのメールに「霊的なものを感じる。オーケストラの演奏から始まり、嵐の歌を聴いていると、「“愛”が喚起されるのを感じる」と返信しました。
即位された天皇陛下の行く末を寿ぐのにふさわしい曲だと思います。この曲が様々な機会に演奏されるといいですね。