秘教日記

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新しい時代に人は大いなる目的を持つ。人類がイニシエーションの 道を発見し、それを辿ることになるということを、ハイラーキーは 予言しています。エベレスト登頂を成し遂げた人々が出現したことは、 ハイラーキーの予言が正しく実現される証しです。世界最高峰登頂の 出来事は、イニシエーション達成の予兆となっています。

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閉じこもりについて(6)(家内の手記の続き)

2019年11月25日 · コメント(0) · 日記

息子の不満
主人の在所では季節の行事を兄弟姉妹が集まり、楽しい一時を過ごしていた。息子が小学四年生の頃からその行事に参加をしぶるようになってきて、何度も誘ってやっとしぶしぶ参加した折りにも、親の方には来たがらず、従兄弟たちの相手をしていた。帰宅して息子が言うには「子供の扱いは、一度丁寧に教えて見守っていれば、ちゃんとやるもんだなー」と得心したように言っていたことがあった。息子も自分をそのように扱ってほしいと思っていたのだろう。
いつも何かに追い立てられ、精神的にゆとりがなく、日常の諸々の行事をこなしていくのが精一杯。子供たちとゆっくり楽しむ時間を共有することさえできない。子供とともに成長してゆく大切な時間を失い、その上、子供を社会へ送り出すべく、社会性を身につけさせてあげることも出来ないまま、学校に任せてしまった。

平成三~四年、娘も中学校に進む時期を迎え、越境入学となるため、地元へ戻るか、このまま学区に残るか問題となった。娘はこの学区で中学生活を送りたいと強く希望したことで、Uアバートに娘と共に生活することになる。私が娘と同居したことが、息子の心に重大な陰を落とすことになろうことに気付けないまま、日々の生活に追われていた。私の生活の基軸はUアパートとなり、娘の送り出し、仕事場より帰宅後、夫と息子の所へ戻り、家事全般、食事の用意と子供に夕食を食べさせ、明日の支度を済ませ、息子に「じゃ、行ってきます。留守をお願いします」と声を掛け、二キロの道のりを交通費節約のために歩いて帰るという二重生活を送っていた。
この年、夫は自営業をたたみ、勤め人となり、息子と頑張って家を守っていてくれた。が、夫の帰りが遅く、息子は下校後一人で家に居る状態が続く。と言っても今までに、宗教の関係で外出は多く、私も勤めており、俗に言う鍵っこ状態だったので、子供たちの心の内側を気にも留めていなかった。その息子がUアパートへ尋ねて来て、部屋に入れてくれ、いや入れないと揉めている内に木製のドアを壊し、穴をあけて入ってきた。そこには祖母、母、娘が集い、息子は孤独な思いから、やむにやまれない行動となって、私にはむかってきた。私は息子を早く外に追い出そうとするが、抵抗が激しくなり、そこで主人と警察に助けを求めた。

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