秘教日記

「ヒマラヤ聖者の生活体験叢書」もしくはマクドナルド
・ベイン著「キリストのヨーガ」もしくは「神癒の原理
」という本の中に、チベット奥地の住人たちが真っ赤に
熱した鉄の鋼材を、舌を使って曲げるという超人的能力
を披歴する場面が描写されています。著者の友人の方が
説明されるには、それを実演する人は、真っ赤に熱せら
れた鉄の棒を高温だとは決して思わず、柔らかいあめの
棒だと実演者は想念コントロールしているという。その
想念を持ち続けることが肝要で、それが熱せられた鉄の
棒だと想ったら、たちまち自分の舌は大やけどする、と
説明される。“エネルギーは思考に従う”からである。
私の言いたいことは、私たちは想念でどんなことでも
コントロールできる神のような存在となる可能性をひめ
ているということです。想念のコントロール。真っ赤に
熱せられた鉄の棒を舌で触れたら大やけどを負うという
思いが普通である。しかし超人ワザを披露する人は、そ
のような想いを一瞬でも起こさないようにコントロール
しているという。私たちは、思ったことがそのママ実現
することを経験する。
もう一つの例。到底ありえないと私は考えていたのに私
と異なる思いを持つ私の父は疑念を持たなかったことが
ありました。その時、人は疑念を持たず信じて進むと、
物事が思った通りになってくるのではないかとかいう考
えが私に芽生えた。
マインドコントロールの例を岐阜県に秋葉神社の山が
あり、毎年そこで行われる火祭りに参加すると、参加者
は焚火で熱せられ、火のついたオキ火が残る地面の上を
裸足で歩いて渡る。そうすると、一年無病息災で過ごせ
るという。熱せられた地面だが熱くない。これも神職者
達のマインドコントロールと、その想念に影響された参
加者たちのマインドコントロールによって、なされてい
る。
良くも悪くもイメージしたことが実現する。想念に従
って、エネルギーが流れるからである。“私たちが目で
見てリアリティだと考えていることは、神の夢だ“と或
る人が言った。未來をイメージするとき、悪い予感は持
たないようにしたい。
“人は思った通りの者になる“。これは、私たちが神
の子であるという一つの証しではないだろうか？