混乱した世相、社会全体の危機に直面して、恐怖や不安
感から、精神状態を冷静に保つことは大切です。不安感は
死に対する恐怖に由来する。
「死」は無暗に怖れるべきものではないと云うものの、再
生誕の法則によって新しい肉体に生まれ変わるなら、今の
肉体を破壊して復讐のために自爆テロを行うことになって
も構わない、という考え方は自己破壊で、恐ろしいテロリ
ストと同じである。
“天使との対話”に書かれているハンガリー人の四人はナ
チス・ドイツの侵攻から自分だけで逃れず、同僚たちを勇
気づけるために、とどまって同僚たちと悲惨な運命をとも
にした。秘教徒は死を恐れることなく、彼らのように人々
と共に生きることを選ぶ。死ぬことは怖れるべきことでは
ないが、自分だけの自己保存はアンタカラーナの崩壊を来
す。
明日は師匠が私に与えてくれた教えの中で、その意義深さ
が今になってヒシヒシと感じられる言葉を紹介したいです
。
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