前書きに次のように書かれている。“・・・一なる生命は 、物質を通して顕現し、意識という第三の要因を生みだす 。この意識は、霊と物質という二つの極が統一した結果で あるが、全てのものの魂となっている。それは全ての質料 (サブスタンス)、即ち、客観的エネルギーに浸透してい る。・・・” 第二の根本公理は第一の根本公理から必然的に生まれるが 、この言葉から、私はキリスト教の中心的教え:“三位一 体”という言葉を思い出した。三位一体とは、父と母と子 、即ち、父である神と母なる精霊と子であるキリストは一 体であるという教えである。この三者は様々に言い換える ことができる。神聖意志・ブディ・高位マナスという霊的 トリアッドも三角構成である。 秘教占星学には、三角構成が頻繁に出てくる。占星学に 限らず、すべてのことがらにおいて、三つのものによる構 成はあらゆることがらの基礎となっている。この三つのも のの構成は、公理として記憶に留めておかねばならないと 思ったことでした。
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