第三の基本公理を検討しよう。“第三の基本公理は、次 の通りである。即ち、生命が形態をまとう目的と顕現化さ れる存在の目的は意識の展開、即ち、魂の啓示であるとい うこと。これは光の進化の理論と呼ぶことができるかもし れない。現代の科学者でさえ、光と物質は同義語であると 言って、東洋の教えを反復しているという事実が理解され る時、二つの極の相互作用と対になっている対立物の摩擦 を通して光が閃き出ることが明らかとなる。進化の最終目 標は光の顕示が漸進的になされていくことであることが発 見される。全ての形態によって覆われ隠されているものは 光である。進化が進むにつれて物質は次第に光をよりよく 伝導するものとなり、かくしてキリストの「私は世界の光 である」という言葉の正確さを証明する”。 “光と物質は同質”ということは、アインシュタイン博 士の発見した有名な公式E(エネルギー)=M(質量)CxC (光速の2乗)という式に表現されている。この公理を理 解することは難しいが、私たちがこの世と、あの世を行っ たり来たりして、鉱物界・植物界・動物界を経験し、動物 界の頂点:人間界にはいり、やがて霊界の頂点へと達し、 覚者となって行くという存在の目的が述べられている。
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