自分が子供だった時の意識と思春期の頃の意識を今思い出してみると、子供の時の意識は狭い範囲の世界しか認識できなかったことが、よくわかります。思春期の頃に急速に意識が広がったような気がします。幼児の頃の意識は自分を取り囲む狭い範囲の世界しか認識できなかった。思春期には行動範囲も広がり、それと同時に様々な考え方が理解できるようになった。まことに“十人十色・蓼食う虫も好き好き”である。自分と同様に考えるだろうというのは大間違いである。自分の考えが、最も正しいと思うのも、心が狭い考え方であることがわかる。 意識は次第に拡大する。しかし、老年になり、集中力が無くなり、学習する意欲が失われるにつれ意識の拡大もなくなった。今はかつてのような意識の拡大を感ずることがなくなった。
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