私は月・水・土と一週間に3回デイサービスに行って いる。私と同じテーブルに82歳位の人がいて、その人 は白内障の手術を受けたが、手術がうまくできなかったのか、失明者でトイレに行くときには、介護施設のスタ ッフの手引きが必要である。昼食のときにも目の前に何 がどこに並んでいるか、説明を受けその人は手探りで茶 碗に手を触れ、巧みに口に運ぶ。その人の話では医師から白内障 の手術は必ずうまく行くと説明を受け、医師の手術を受 けたが結果は両目が見えなくなってしまった。この手術 は医療ミスだとその人は言っている。しかし、医師の方 はミスとは認めず、今も裁判中であると言っていた。 この話しを聞いて私は医学占星学の教科書に書き記して あった医聖と呼ばれていた古代の高名なヒポクラテスの次のような言葉と、 占星学の深淵な学説を思いだした。ヒポクラテスはこの ように述べている。“月が在ちゅうしている星座が支配 している人体に鉄を入れると、その手術は出血多量とな って失敗しやすい。”と。この通りではないが、このよ うなことを述べていました。つまり、人体の頭の部分を 支配している山羊座に月が在ちゅうしているときには、 頭の部分に鉄のメスを使う手術は避けるべきである。こ の他いくつかの星座には目と関連のある恒星があり、そ れらの恒星と近い位置に月が在るとき、その手術は失敗 しやすい。ヒポクラテスのこの言説を知る現代の医師は 多分存在しない。手術を受ける時にほ、体のどこの部分 であろうと、月が人体のその部分を支配する時期を避け たいものである。
コメント (0)
コメントはまだありません。